プラグイン
プラグインの記述
プラグインは通常 Vue にグローバルレベルで機能を追加します。プラグインに対しては厳密に定義されたスコープはありません。書くことができるプラグインはいくつかのタイプがあります:
1つ、または複数のグローバル・メソッドを追加します。例: vue-element
1つ、または複数のグローバル・アセットを追加します。ディレクティブ/フィルタ/トランジションなど。例: vue-touch
Vue インスタンスメソッドを Vue.prototype に記述します
同時に上記のいくつかの組み合わせを注入しながら、独自の API を提供するライブラリ。例: vue-router
Vue.js プラグインは install
メソッドを公開する必要があります。このメソッドは第 1 引数は Vue
コンストラクタ、第 2 引数は任意で options
が指定されて呼び出されます:
MyPlugin.install = function (Vue, options) { |
プラグインの使用
CommonJS ベースのビルドを行っていると仮定します。
Vue.use()
グローバルメソッドを呼びだすことによってプラグインを使用します:
// `MyPlugin.install(Vue)` を呼び出します |
いくつかのオプションに任意で渡すことができます:
Vue.use(MyPlugin, { someOption: true }) |
vue-router
のようないくつかのプラグインは、Vue
はグローバル変数として使用可能な場合、自動的に Vue.use()
は呼びます。しかしながら、モジュール環境では常に明示的に Vue.use()
を呼ぶ必要があります:
// Browserify または Webpack 経由で CommonJS を使用 |
現在提供済みのプラグインとツール
vue-router: シングルページアプリケーションを簡単に作るために Vue.js コアにぐっと統合された Vue.js 向けのオフィシャルルータ
vue-resource: XMLHttpRequest または JSONP を使用する Web リクエストの生成、そしてレスポンスのハンドルのためサービスを提供するプラグイン
vue-async-data: 非同期データ読み込みプラグイン
vue-validator: フォーム検証するためのプラグイン
vue-devtools: Vue.js アプリケーションのデバッグ用 Chrome devtools extension
vue-touch: Hammer.js を利用して、タッチ操作のディレクティブを追加するプラグイン
vue-element: Vue.js でカスタムエレメントを登録できるようになるプラグイン
vue-animated-list: 簡単に
v-for
でリストをアニメーション化するためのプラグイン